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Updated 2000/5/5
今回は、「禁じられた好奇心」(1985 ユーゴ/原題:UNA, MY LOVE)を紹介。
このタイトル、どこかで見たことがあるなぁ〜、と思った方は「VIDEO MANIA」の常連様ですね。「マスカレード 甘い罠」(1988)のときに、タイトルを紹介したものです。ちょっとアダルトチックですが、まさかアダルトコーナーに置かれてはいないはずです。まさか、そんなことは……ちょっと不安になってきました。
監督はミロス・ミシャ・ラディヴォジェビッチ。原作はユーゴの著名な作家モモ・カブールの「UNA」で、性的描写と体制批判で物議をかもしだした話題作。舞台はユーゴの古都ザグレブ。出演は、ソーニャ・サヴィッチ、ラデ・セルベドジーヤ、ミレナ・トワヴィッチなど。
妻子ある大学教授ミシェル・バビッチは、たいへんな人気教授だが、その名声などをねたむ学部長によって講義がキャンセルされたり、著書が出版差し止めにされたりする。また、学部長は、ミシェルの人気講義である「マスメディア社会学」を履修し、学校新聞でミシェルにインタビューしたいと考えている外交官の娘である子悪魔的魅力美少女「ウナ」を使って、ミシェルをプライベートな面から叩き潰そうと計画。ウナをミシェルに近づけ、その会話を逐一テープに入れることを要求する。乗り気ではないウナも、麻薬密輸で捕まった恋人ゴランをネタに脅され、その釈放を条件で要求を受け入れる。インタビューを繰り返しているうちに、ウナはミシェルに興味を持ち始め、ミシェルもウナに興味を持ち始める。しかし、その裏では学部長の執拗な陰謀もあって……。
全編通してアンニュイな雰囲気が漂うこの映画。ミシェルの言葉から、自分を排斥しようとする体制に対する不満や不安が漂い、それがウナへの興味に反映されていく。最初は、確かにモザイクたっぷりの映像にドキドキしてしまったが、今は、そこに漂う主張になんだかぐっときますねぇ。
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