テレビ版・貴族の階段(1991)

Updated 2001/9/1

テレビ版・貴族の階段  新藤兼人脚本「貴族の階段」のリメイク版といいますか、斉藤由貴を主人公・氷見子役に迎えた1991年4月放映のTBSの3時間スペシャルドラマ「貴族の階段」(1991)
 注目の節子役は清水美砂。建物などの大道具・小道具は映画よりもビックで、見ごたえはあるし、最後に襲撃された時に見せる氷見子の凛としたセリフはいいけれど、全体的に上品さがなく、映画よりも格は落ちる。
 映画では氷見子と節子は比較的仲がいいのだが、ドラマでは、氷見子は、成り上がり貴族の節子を侮蔑していて、「私より美しいし成績もスタイルもいいけれど所詮は平民じゃない」と思っていた節子が、なんとなんと、ひとりの男として好きになっているお兄さまの想い人ってことで、なんなのよー状態になっている。そして、映画では節子がお父さまに手ごめにされる過程が描かれているけれど、ドラマでは、すでに節子はお父さまの愛人になっている。
 映画を見るまでは、ドラマでもまあまあ見られたけれど、映画に比べると、やはり品の悪さが目立ってしまうのは惜しいなぁ。

 

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