カクレンボ(2005) |
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Updated 2006/8/13
東京のような路地の明かりが燈るとき、その向こうには、子供にしかできない遊び、子供にしか入れない世界があった。 街でやっている、かくれんぼ。 街の周りで帰ってこなくなった子供がたくさんいるといい、その街に近づいてはいけないと言われるが、それはきって、とてもおもしろいから、子供たちを近づかせないための言い伝えだと思う子供たちは、その「御常夜様のお遊戯」と呼ばれる「カクレンボ」の魅力のとりことなるのだった。 街の明かりがとても気持ち悪く明るくなったころ、街全部が迷路のようになる。しかし、目印があり、看板の「オ」「ト」「コ」「ヨ」の字を順番にたどって進むと、「御常夜様」の広場につながる道に出る。広場に7人の子供が集まったら、その街でやっている絶対秘密のかくれんぼ、「御常夜様のお遊戯」がはじまる。 参加したて子供は全員 狐のお面をかぶる、ふしぎな「カクレンボ」。子供たちがみんな消えてしまう、すごくおもしろいけど、すごく危険な遊び。本物の鬼が出てきて、子供を連れて行くという。 参加したのは、、前の「カクレンボ」の時に行方不明になった妹・ソリンチャ(鈴木真仁)を探すために参加する少年ヒコラ(竹内順子)、そしてヤイマオ(植木誠)。鬼の正体を暴こうとする小童3人組のノシガ(内藤玲)、タチジ(石橋美佳)、スク(小林晃子)。不気味な双子インム、ヤンク。そしてたった一人の不思議な女の子(鈴木真仁)。集まったのは、なぜか8人。 かくれんぼの開始の合図と共に、「油取鬼」「子取鬼」「血取鬼」「胆取鬼」と呼ばれる4匹の異形の鬼たちが子供を狙う。そしてその中心にいる「おしら様」。 子供たちは知りたかった。この遊びを、この街を、この世界を。 そして、このお遊戯の中に、まったく別の真実が浮き彫りにされていく。 民話や童話には、必ず影の部分がつきまとっている。 そういう「影」の部分に着目した内容は、世界観としてはおもしろかったです。時間も24分と短めで、これ以上長かったら飽きるだろうなぁというギリギリの時間配分もよかったです。 「YAMATOWORKS」というユニットは聞いたことがなかったけれど、実験的なアニメが多かった「スタジオ4℃」の出身ということで、意外と土台はしっかりしている感じですが、アイデアの枯渇も同時に感じてしまいました。どこかで見たような世界観、どこかで見たような設定、映像。最近の実験的な短編アニメは、ビジュアル中心の傾向があり、難点もあります。この作品にも同様の難点がありましたが、内容は24分ものなりにしっかりしていたので、次回作を楽しみにしたいと思います。 しかし、なんだかんだ言っても、こういう「影」の部分というのは、「御常夜様のお遊戯」に興味津々の子供たちじゃないけど、関心を惹く題材ですね。
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